この問題はリベラルアーツ大学が運営する賃貸専門の客付け業者「リベ大不動産」が抜き行為をしているとして炎上しているという件について見ていきましょう。
「リベ大不動産」は不動産の仲介業者なのですがこちらが非常に問題視されています。
まず最初にリベラルアーツ大学について知らないという方のために説明していきます。
ホームページを拝見すると「IT企業経営者・投資家である両学長が運営するWEBコンテンツの総称がリベラルアーツ大学」になります。
通称略して「リベ大」と呼ばれています。
またYouTubeもあり概要欄を見ると
「「今よりも一歩自由に!」をテーマに、 IT経営・投資家の両(リベラルアーツ大学学長)が、人生を豊かにするために必要な知識を配信中!お金にまつわる基礎教養(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う の5つの力)心を豊かにする考え方・人生論.を節約・投資・トレンドの話題などと絡めて、初心者にも分かりやすく解説しています。」
と記載がありました。
動画の内容としてはお金の話や保険の話、投資の話を分かりやすく解説しています。
224万人のYouTube登録者がいます。
今回の炎上で知ったという人もいるのでは無いでしょうか。
ここからはリベラルアーツ大学(リベ大不動産)が何をやろうとしているのかについて説明していきます。
不動産において他の一般的な仲介業者と違いは「初期費用が安い(仲介手数料が安い)」という点です。
大手だと家賃1カ月分の半分、月/0.5という所もありますが、リベラルアーツ大学(リベ大不動産)の場合は最大で無料という事でかかったとしても0.3カ月なので明らかに大手と比べても安いです。
問い合わせについてはLINEで行います。
利用者としてはリベラルアーツ大学(リベ大不動産)を使用する事で仲介手数料が0円になるかもしれないという事でかなり魅力的に見えます。
モデルとしてはかなり良いような気がします。
しかし、炎上しています。
不動産業界ではない一般人からすると炎上しているという事は何かしているのではないか、怪しいことをしているのではないかと疑う人もいるでしょう。
ですが、実は今回のようなケースは数年前からやっている企業もありリベラルアーツ大学(リベ大不動産)が初めてではありません。
それでも利益が出るから他の企業でもやってます。
しかし、最大0というのはおそらくリベラルアーツ大学(リベ大不動産)が初でしょう。
なぜ、最大0円でも利益が出るのかそのからくりを知りたいという方もいるともいますので説明します。
実はリベラルアーツ大学(リベ大不動産)では「お客様に事前の物件探しにご協力いただくことや、オンラインで業務を効率化することに加え、オーナー様の広告料で実現しています。」とホームページに記載されています。
この「オーナー様の広告料」についてもう少し詳しく説明します。
「オーナー様の広告料」というのは宣伝をする代わりに家賃の1カ月分、空室が続くと2カ月3カ月分を仲介業者にオーナーが支払います。
これによってリベラルアーツ大学(リベ大不動産)は最大0円でも成り立っているそうです。
その他にも付帯収益というものがあり、入居時の火災保険やカギ噴出時に駆け付けるサービスなどを勧め契約した際には不動産仲介業者にバックとしてお金が入るという形になるので仲介手数料が無くてもやっていける所はあるそうです。
これだけ聞くと別に悪いことはしていないように思えます。
では何故炎上しているのでしょうか。
先ほど無料で出来る理由について説明した際に「お客様に事前の物件探しにご協力いただく」とあります。
つまりはリベラルアーツ大学(リベ大不動産)は物件をお客さんが自分で見つけてくるという仕組みになっています。
問題なのはこの見つけ先です。
ホームページには「SUUMO・HOME'S・アットホームなどの賃貸ポータルサイト」から見つけてきて欲しいと書いてあります。
つまりはそこにお金を払って広告掲載している仲介業者からすると「たまったもんじゃない!」という事になってしまいます。
これが炎上の理由です。
一般的にお客様にとってメリットは大きいが同業者からしたらせっかくお金を払って掲載しているのにお客さんが自分たちのところに来ないので「横取りじゃないか」と批判が殺到しているという事になります。
あくまでも叩いているのは業界の人間であって一般のお客さんではありません。
ただ、不動産仲介業界としては面白くないと思いますのでリベラルアーツ大学(リベ大不動産)経由で契約した大家さんとは付き合わないようにしようという動きが出てきてもおかしくは無いです。
そういった意味では大家さんにとってデメリットが発生する可能性は十分あるでしょう。
この件については今後も注目されていくと思いますが、特に悪いことはしていないようにも感じます。
果たしてこの件はどういう形で幕を引くのか非常に気になっています。
実際こういった問題は他の分野でも起きています。
例えば家電量販店で商品を実際に見てAmazonや楽天の方が安かったら商品を購入するという人はいるでしょう。
ここに違法性はありません。
そのためごく当たり前のことだと今回の件を擁護する人もいます。
また、実はこういったケースはビジネスでも起こっています。
自分でサイトを作り商品を紹介したリ、YouTubeなどで宣伝しコードを使うと安く買えるという宣伝方法で稼いでいるインフルエンサーやユーチューバーは多いです。
個人でやるならアフィリエイトも似たようなことをします。
こういった方法を使えば個人で稼ぐことが出来るので自営業としてビジネスを行う人も最近は増えています。
しかし、稼げるかどうかは人に寄ります。
リベラルアーツ大学(リベ大不動産)についてもYouTubeで登録者200万人を超えており知名度が高いことからこのビジネスモデルが成立しているといえるでしょう。
ゼロからのスタートだとかなり厳しいです。
今は副業したいという人も増えているのでいきなり初心者がこういったビジネスに手を出すのはリスクが大きすぎます。
初心者なら注目度の高い副業やネットビジネスから始めるのが良いでしょう。
種類は沢山ありますので自分の環境や本業とのバランスを見ながら選べます。
ただ、初めてだと自分に合うビジネスが何か判断基準がわからないと思いますので注目度の高い副業を紹介しているサイトを下記に記載しておきます。
詳細はそちらからご覧ください。
本業をしながら副業を行い安定的に稼いでみてはいかがでしょうか。